プルータスコラム
はじめまして、平和島営業所、営業の津波古(つはこ)健志です。
先日、第72期(上期)営業全体会議が行われ、営業本部および各部門、計33名が集まりました。全体会議を行うのは実に約8年振りでした。今回の目的は「国内営業部門の目標・方向の意思統一とそれに向けての課題を全社員で共有する事」でした。
内容としては大宮常務より営業本部からの9つの施策発表があり、それに対しての各支店の施策発表、そして本村常務より新規開拓営業のアプローチポイントの発表がありました。
施策や支店での発表についてですが、国内販売72期売上目標については、今期は売上目標に加え、パーヘッド金額(粗利額の頭割り)も算出、細かく具体的に数値化されており、パーヘッドでの予算を立てることで、営業メンバー各々のノルマを明確化にし、業績貢献目標のひとつとして日々努力する指標としていく事となりました。これは、プレッシャーもありますが、我々が日々意識の高い活動を維持するためには重要になると確信しました。
施策については各支店の発表もありましたが、やはり自分が席を置く、東京営業部の発表が心に残ってます。東京営業部は売上目標などいろいろありますが、今期は新規拡販に特に注力していきます!!既存のお客様の商権を守っていく事はもちろんの事、新規拡販にも最善の努力をする覚悟で今期は臨んで行きます。
続いて新商品の拡販についてですが、私は加工品に関心がわきました。弊社の前橋支店は加工品でゼンマイ・線バネ・シャフト・ピンなどを多く取り扱っており、良いヒントを頂きました。加工品は提案営業としての幅が広がり、材料に付加価値、変化をつけて販売する事ができます。自分の手で付加価値をつけていくのは非常に楽しいですし、やりがいがあります。ただ私自身、10年位までは数点の商権を持っていましたがが、現在はゼロです。加工先や情報収集が非常に大変ですが、前橋支店から教えてもらいつつ、まずは引き合いをいただく事から始めます。
続いて気になった点は長滞品です。精密特殊鋼の流通として店売りや紐付き在庫を抱えており、常に在庫との闘いです。各支店発表がありましたが、北関東支店の長滞品管理は勉強になりました。きちんと管理され一定日数を超えるとお客様へアナウンスをきちんと行っている様子がわかりました。北関東支店は弊社のコイルセンター的な役割もあり、スリット用の母材と紐付き在庫を多く抱えています。やはり紐付き在庫はお客様の在庫であり、お客様と情報を密にとりながら管理精度を高めていく必用を感じました。
最後に本村常務からの営業アプローチポイントですが、非常にインパクトがありました。今までは、新規拡販先として、製造・購買・調達部門の方々へのアプローチが主流でしたが、商品設計や開発設計部門へもターゲットを広げてアプローチをかけるというものでした。製品に対する知識も材料に対する知識も高度なものが要求されるであろうし、壁が高い事は想像できますが、とりつくきっかけを探し、チャレンジするだけです!!
材料の事で何かございましたら、まずは何でもお問い合わせください!!