プルータスコラム

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プルータスで行っている防災管理について

太田 経管室
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こんにちは。経営管理室の太田と申します。
今回は本社でのKES担当ということもあり「社内の防災備蓄」についてお話をさせて頂きます。

毎年9月1日は「防災の日」ですね。
プルータスでも、本社並びに各支店毎に防災備蓄を行っています。
これは2011年3月に発生した東日本大震災が大きなきっかけとなりました。
その中で、本社での取り組みについてご紹介したいと思います。

東京都帰宅困難者対策条例に基づき、従業員1名につき3日分の水・食料品等の備蓄を開始しました。その他にはLEDライト、ヘルメット、ラジオ、災害用トイレ用品等も備蓄しています。
中でも特に水・食料品については賞味期限がありますので、入替の際の参考となるような情報を日頃からチェックするように心がけています。

 

~水について~
以前は普通に販売されている2ℓのペットボトルの水を購入していましたが、現在は5年保存が可能な水を備蓄しています。内容量は2ℓのペットボトルの他に、500mlのペットボトルも準備しています。
これは、災害時に帰宅しなければならない社員がいる場合、2リットルのボトルを抱えて帰宅するのは困難だと推測されるためです。
水は飲料用としての期限が切れても、トイレ用・手洗い用として利用する事が出来る為、ある程度の量は廃棄せずに別途保管して備えています。

 

~食料品について~
震災直後は、防災食としての食料品が思うように手に入らず、唯一備蓄できたのがアルファ化米でした。その後、缶入りのパンや長期保存可能なラーメン、アルファ化米も味のレパートリーを増やす等、飽きのこないような備蓄をする努力をしています。
アルファ化米の利点は、保存期間が長いこと(5年保存可)に加えて、内容物が乾燥しているため軽く、比較的かさばらない事です。とはいえアルファ化米を食べられる状態に戻すためには、飲料用の水とは別に、調理用の水の備えも必要となってきます。
最近新しく補充した食料品で、とても画期的な商品があります。

その名も 『あけてすぐに食べられる「やわらかご飯」シリーズ』 の商品です。

水いらず・調理いらず・皿いらず、その上保存期間は5年です。備蓄用の食料品も様々な企業努力で進化し続けていることが分かります。

期限が近づいてきた食料品については、アンケート付きで従業員に配布をしました。集計した結果や意見を基に今後の購入の為の参考材料にする予定です。

 

近年は地震に限らず、大雨による浸水や土砂災害、竜巻の発生など地球温暖化によると考えられる異常気象やそれに伴う災害が、いつどこで起こってもおかしくないという状況になりつつあります。地球温暖化の原因となっている二酸化炭素の排出量について、個人でも考えていく必要があるのではと思います。
家庭における排出量の増加の要因として、電化製品の種類の増加・世帯数の増加・電化製品の保有台数の増加等が考えられるそうです。まずはこまめに節電をする心がけから始めてみる、というのはいかがでしょうか。