プルータスコラム

工場見学

秋山精鋼様工場見学

中山(貴)本社
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こんにちは 営業部の中山です 先日の社内で行われた3回の勉強会を踏まえて 秋山精鋼様の石岡工場と埼玉工場を見学させて頂きました。 社内でKES(※1)環境管理責任者やISO(※2)事務局の仕事もしている私にとって、強く印象に残ったのは工場全体が以前よりとてもきれいになっていて5S活動(※3)を積極的に行っているというところです!

なるほど納得!環境対策と経費削減/スラッジ有価償却

石岡工場はステンレス製品の加工を主に行っている工場で、他に異型材の生産拠点になっているそうです。 秋山精鋼様の環境への取り組みの中でなるほど!と思わせてもらったひとつが、工場内から排出されるスラッジ(液体の金属くず)は、そのままだと産業廃棄物としてお金を支払い処分しますが、水分を除去する機械を通して固形化処理することで、金属有価物として逆に買い取りをしてもらっているそうで、環境に優しいうえに経費削減にもなる。素晴らしいことですよね!

参考になることいっぱい!/5S活動

どちらの工場でもモノの置き場がきちんと表示されていて、5S活動の整理・整頓・清掃・清潔・躾の全てが出来ていました。言葉にすると簡単な事でも、実際にとなるとなかなかできないことって仕事だけじゃなくて色々なことでたくさんありますけれど、それがきちんとできている。その上それは工場内だけじゃなく、事務所内のあらゆる場所で各機器の置き場にも表示がされていて会社として取り組んでいることがよく解り、参考になりめちゃくちゃ刺激にもなりました!これはプルータス社内で少しずつでもやっていきたいことです。

優しい心のコミュニケーション/Thanks Card

DSC_0037小さなことでも感謝の気持ちを記すThanks Card…それは笑顔の連鎖への入口になるのかもしれない。 見学させて頂いたなかで感じたのが、誰もが笑顔でコミュニケーションが良くとれているだけじゃなくて、温もりも感じられる。それのきっかけのひとつになっているのがこれなんだ!というのを見つけました。 Thanks Cardが埼玉工場構内の掲示板に張られていて、秋山社長のもあってひとつの部署だけじゃなく全社的に仕事での立場を抜きにして行われているからこそ形だけで終わらない…。 これを真似しない手はありません!ひとつひとつの積み重ねで社内に笑顔が広がればいいなと思います! 業種によって色々な違いは当然ですけれど、品質・環境についての取り組みに業種での違いはない!と感じるものがありました。

いいものはどんどん取り入れるべきですから。

DSC_0032行程をマニュアルにしたり、取り組むテーマを数値化して決めるのは製造業の方がやりやすいのかもしれないですけど、営業・間接部門でもやれることはいろいろありますし、良い取り組みは積極的にアピールして、活動をより活発にしていくべきです。 某社のCMに「場所にとどけるんじゃない、人に届けるんだっ!」とありますけれど、それは「届ける」を会社、部署に合う言葉に変えれば、どの会社、どの仕事にも当てはまることで、5S活動にしても環境対策にしてもに繋がっていくんだと思います。形だけ、パフォーマンスだけで終わらない5S活動と環境対策。 そこへのヒントになることを得らました。 千葉工場長がおっしゃっていた、「やっていないことが居心地が悪い」と思えるような環境・品質活動をプルータスでもやっていけるように、全社的に声を掛けていきたいと思います!

※1 5S活動とは

5S活動とは、整理、整頓、清潔、清掃、しつけの一連の活動を言います。それぞれの活動名をローマ字表記にするとSではじまるため、略して5S活動と呼ばれています。

※2 ISOとは  kotobank.jpより引用

国際標準化機構。1947年に設立された、国際的な工業規格を策定する団体。ネジのような部品から、ジュエリー、ナノテクノロジーなど、幅広い分野での標準化作業を行っている。ISOで作成された規格は、「ISO」のあとに分野によって決められている番号が付加される。 最近では、品質管理に関する「ISO9000」、環境管理に関する「ISO14000」が注目を集めている。

※3 KESとは www.keskyoto.orgより引用

「地球環境問題は人類最大の課題」と、経営のあり方が問われる21世紀の幕開けに、KESは、中小企業をはじめ、あらゆる事業者を対象に「環境改善活動に参画していただく」ことを目的に策定されました。「シンプル」で「低コスト」なKESは、取り組みやすい環境マネジメントシステムとして、現在は4,000を超える事業者が登録しています。また、各地域とも連携し、全国規模で活動しています。 そのため『KES』の名称も冒頭に示した頭文字を取った略号から、現在では固有名詞『KES』として使用しています。