プルータスコラム
みなさん、こんにちは。東京営業部の中山です。
さて今回からは入院時に体験したあんなコトやこんなコトをお伝えできればと思っています。
前回少し触れていましたが、想定外に「輸血」をする事になってしまった件について
お話します。
通常のヘモグロビンの値に対して、術後約半分まで数値が下がってしまい、下げ止まらなくなってしまいました。思い返せば確かにフラフラしてたなあと思ったのが術後2日目くらい。翌日から輸血をする事が決定しました。
これを2日間で3袋分!合計840mLが私の体の中に入りました。
ちゃっちゃとセットしてとんとこ輸血されるのかと思いきや、ここに行きつくまでがすごく大変だったんです!
左手には点滴の注射針が入ってますので、右手に輸血用の注射針を改めて入れることになったのですが・・・
この注射針が入らない!(涙)
輸血用の注射針って、通常採血で使用されるものより太くて長いんです。更に、貧血状態の私の血管はほそ~くなってしまっており、なかなかうまく刺してもらえない・・・。これまた想定外の状態でようやくセットできた時には、右手がキズだらけ(またまた涙・・・)
「もう、まな板の上の鯉状態でお任せするしかないよな~」と痛いのを我慢し、私のほそ~くなってしまった血管は多くの看護師さんを困らせることになってしまいました。
だったらもっともっとほそ~い注射針にすればいいじゃん!とも思ったけど、あんまり細いと血液流れなくなってしまうんですよね。なかなかうまくいきません。
こうして1度失敗してしまった注射針は使いまわせませんので、かなりの量の注射針は使い捨てられることになります。たくさん失敗したら需要は増えるわね~などと不謹慎なことを考えていました。(痛いのは嫌ですけど・・・)
ですが、今はステンレスの注射針だけではなく、樹脂の針も結構多いみたいです。まっすぐではない血管に入れるのには、しなりのある注射針はメリットのようですが、ステンレスの材料を取り扱う私としては、ちょっと複雑な思いです。
入院が長引いた為、最初に入れた点滴用の注射針を刺し直すことになりましたが、多少動いても大丈夫な「しなりのある注射針」の方でお願いをしてしまいました・・・。
ではまた!!
↓↓↓ A型Rh(+)です。改めて自分の血液型を再確認。